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70年代以降の分析哲学の展開

その後の特記すべき展開は、指示論について長らく定説とされてきたラッセルの記述説 (description theory of reference) ,通俗的後期ウィトゲンシュタイン理解における記述束説 (cluster theory of regerence) を覆そうとしたソール・A・クリプキ( Soul A. Kripke:彼は様相論理の完成者としても著名である)による固定指示詞説 (rigid degignater theory) と指示の因果説 (causal theory of reference)(『名指しと必然性 ("Naming and Necessity") 』産業図書)がある。
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後者に近い言語の社会共働説を唱えまた内部実在論を提唱したヒラリー・パトナム (Hilary Putnam) や、同じくクリプキによる分析性 (analysity) と必然性(necessity)の区別の導入(というのも、論理実証主義の台頭以来、長らく必然性とは分析性に他ならないと考えられてきていた)、トーマス・クーン(Thomas Kuhn,『科学革命の構造 "The structure of Scientific Revolution"』みすず書房)、ファイアアーベント以後の自然科学の反=実在論的潮流に反対する自然科学的対象の実在を主張する科学的実在論 (scientific realism) の台頭などであろう。なお、モンタギュー意味論で知られるモンタギューが分析哲学と言語学の狭間に、それよりやや言語学よりにノーム・チョムスキーが位置することを言及しておく。

日本では、大森荘蔵が留学よりの帰国後、ウィトゲンシュタインの過渡期の講義録的書籍といえる通称『青色本 (Blue Book) 』を東京大学教養学部でのセミナールに使用したことで分析哲学が実質的に移入された、といってよい。

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2009年07月30日 04:08に投稿されたエントリーのページです。

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